木村茶道美術館と松雲山荘
秋の燃え立つ紅葉は特に評判が高く、市外からもたくさんの人で賑わいます。11月には夜間のライトアップが行われ、家族やカップルでの来園者が光と紅葉の幻想的な庭園を堪能しています。
木村茶道美術館は木村寒香庵重義の篤志で開館されたものです。木村寒香庵は1896年柏崎近郊の旧北条村に生まれ、早稲田大学と米国パルパライソ大学を卒業し、34歳で北条村の村長となり、12年間その職を全うしました。
茶道については、不白流の清水宗観氏に学び、その後茶道教師として多くの弟子を育て、茶道の普及に努めました。
1983年生涯をかけて収集した茶道具などの財産を柏崎市に寄付し、翌年木村茶道美術館はオープンすることとなりました。その後1990年2月14日木村寒香庵は亡くなりますが、享年95歳でした。