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大崎雪割草の里——–雪割草いろいろ

「雪割草」は、キンポウゲ科ミスミソウ属の園芸名で、北半球に9種類の分布が知られています。日本にはその中の1種類から分かれたミスミソウ・スハマソウ・オオミスミソウ・ケスハマソウが自生しています。

これら雪割草の中で最も注目される「オオミスミソウ」の自生地は新潟県を中心とする日本海側にあります。このオオミスミソウは、雪割草の中でも最も変異の幅が広く、さまざまな色や形が楽しめ、しかも性質が丈夫なため交配に適しています。

また、個体もさることながら色とりどりの群生の素晴らしさも言い尽くせません。早春、木立の中で愛らしい花々が咲き乱れ、互いを引き立てながら調和しあう美しさは、出会った人々にすばらしい感動を与えてくれることでしょう。

大崎雪割草の里で見ることのできる雪割草はこれから紹介する7種類です。雪割草のほかにも日本海側特有の植物が観察できます。

一重咲き
標準花ともいわれ、野生の花のほとんどが一重咲きです。
花びらはがく片が変化したもので、花弁状がく片と呼ばれています。

乙女咲き
オシベが退化した一重咲き。野生でもまれに見られます。

二段咲き
オシベが花弁化したタイプ。メシベが残っているので交配用の親として使えます。

ヘラシベ咲き
二段先の一つのタイプ。オシベがヘラ状になり、花粉はできません。

三段咲き
オシベが葉状に花弁化し、メシベもオシベと別の形に花弁化したタイプ。花は三段に別れます。

唐子咲き
オシベとメシベが花弁状に弁化したタイプ。うねるように弁化した固体が多い。

千重咲き
オシベもメシベも同じ形に花弁化した究極の八重咲きです。

問い合わせ

  • 大崎雪割草の里 TEL:0257-47-4058
  • 柏崎市西山町事務所地域振興課 TEL:0257-47-4010


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