柏崎の夏を彩る最大イベント。たくさんの市民が参加する「民謡街頭流し」や「たる仁和賀」、最終日のクライマックス「海上大花火大会」は20万人以上の観客でにぎわいます。

海の花火として「海中空スターマイン」のスケールと迫力は、一見の価値があります。

新潟の花火のすばらしさは、全国的に見ても屈指のものと言われています。大きな玉を夜空に上げる花火師たちの技術もさることながら、変化に富むロケーションを大切にしながら演出が行われることでバリエーション豊かな花火の魅力が培われてきたことにあります。

柏崎の花火は長い防波堤を使って、空だけでなく海面までも色鮮やかに染める立体的な演出が特徴です。

その発祥は江戸時代にさかのぼり、八坂神社祇園祭の花火奉納にはじまるといわれ、3日間にわたって繰り広げられる祇園祭の最終日のフィナーレを飾るにふさわしいものへと進化しました。

「ぎおん柏崎まつり」は、子供たちのマーチングパレードで幕を開けます。7月24日の民謡流し、翌25日の神輿のパレードで盛り上がり、最終日の花火へと続きます。

7月26日最終日には日本最大級の海上打上花火が空と海を彩り陸を照らします。「怒涛の尺玉300連発」、「海面に広がる海中空大スターマイン」、「魅せます本物の怒迫力！尺玉100発一斉打ち」、「尺へのこだわりさらなる挑戦！三尺玉2発同時打ち」など。

海岸から長く伸びた防波堤を使って打ち上げられる花火は、視界いっぱいに広がるワイドなステージに展開され、スケール感たっぷりの演出に驚くことまちがいありません。