越後妻有 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレは、過疎高齢化に悩む越後妻有を舞台に、地域に内在するさまざまな価値をアートを媒介として掘り起こし、その魅力を高めて世界に発信し、地域再生の道筋を築いていこうと、10年前からはじまった3年に一度のお祭です。
「越後妻有」とは新潟県の南部に位置する、十日町市、川西町、中里村、津南町、松代町、松之山町の6市町村にまたがる地域の総称です。町村合併により十日町市・津南町となりましたが、この2市町760平方キロの広大なキャンパスにさまざまなアートが展開されます。
1996年の準備以来、2000年、03年、06年、09年と4回行われた「大地の芸術祭」は、里山の魅力と世・地域・ジャンルを超えた人々の協働、都市住民による新しい故郷探し、美術のもつ固有の土地に流れる時間の発見、及び美術の人と人を結びつける力を示し、都市の時代であった20世紀から地球環境時代ともいえる21世紀に向けた地域再生の可能性を拓き、多くの人たちの参加と共感、協働をもたらしました。
美しい自然とそこに暮らす人々の営みが織りなす里山を舞台に展開される「大地の芸術祭」の楽しみはアートだけではありません。心のふるさと里山で自然に癒され、アートによって再生された空家でかつての暮らしについて想いをはせ、米どころ、酒どころ、旬の地の食材に舌つづみを打ち、日本三大薬湯の松之山温泉をはじめ50以上の温泉施設でほっこり。そしてアートを道しるべに、「にほんの里100選」に選ばれた里山めぐりはいかがでしょう。
●「大地の芸術祭の里」総合案内所 TEL:025-595-6688
<開催地域となる十日町市へは当ホテルから約1時間です。>