柏崎の代表的な年中行事「えんま市」
柏崎の代表的な年中行事に「えんま市」があります。毎年6月14日から3日間、本町など目抜き通りで行われる露店市は、村上大祭(新潟県村上市)、蒲原大祭(新潟市)と並び、新潟三大高町(たかまち)のひとつとされています。
もともと柏崎市東本町にある閻魔堂の馬市だったものが、文政年間には露店が立ち並ぶ縁日の形態となったと伝えられていますが、その起源は200年前とも300年前ともいわれています。
例年約600軒の露店が立ち並び、さまざまなイベントも開催され、20万人を超える人出でにぎわいます。期間中の露店の営業時間は午前10時から午後10時まで。臨時列車が運行されたりバス路線も変更になります。
そして「えんま市」とともに柏崎に夏がやってきます。海水も温み、マリンスポーツや釣りを楽しむ姿が増えてくるのもこのころからです。