8/25 もちひとまつり
歴史ロマンに思いを馳せる、史実にまつわる祭りと大花火大会
「もちひとまつり」は当館より車で50分程、長岡市にある小国町で毎年8月の下旬に行われるお祭りです。
もちひとまつりは、平成14年に柿花仄(ほのか)著『皇子逃亡伝説』という本がきっかけで始まりました。
まだ新しいお祭りですが、今年は10周年を記念して、小国地域の伝統芸能「巫女爺踊り」「法末神楽舞」が公演され、小中学校の児童・生徒による楽しいステージイベントや美味しい屋台村、山車の地域内巡回、神輿渡御、総勢500人余りの踊り手による「小国音頭」がまつりを盛り上げます。
「小国地域に伝わる「以仁王(もちひとおう)伝説」
以仁王とは平安時代末期の1180年、平清盛らによる平家独裁体制を打倒せよと呼びかけて立ち上がり、奈良の光明山で平家の追っ手の弓矢を受けて非業の死を遂げたとされる後白河天皇第三皇子の以仁王(もちひとおう)のことです。
平家物語では、以仁王は京都で戦死したと語られていますが、平家の追っ手を逃れて供の者と一緒に苦難の逃避行の末に安住の地にたどり着いたのだという説が伝わっています。いわゆる以仁王逃亡伝説です。そして、以仁王の逃亡先となったのが、「小国」です。
「もちひとまつり」はこの逃亡伝説をモチーフに小国に伝わる歴史ロマンに思いを馳せ、先人が築いてきた小国の歴史や文化を振り返り、後世に伝えようというおまつりです。
祭りのラストを彩る大花火大会
同日に開催されるおぐに大花火大会では、まつり会場近くで約200発の花火が打ち上げられ、小国の夜空を鮮やかに彩ります。
観光時期/催事日 | 8月25日 |
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住所/会場 | 長岡市小国町146/JA柏崎小国支店カントリーエレベータ前特設会場 |
お問い合わせ先 | もちひとまつり・大花火大会実行委員会 電話番号:0258-95-5906 ファクス番号:0258-95-2282 |
交通アクセス | ●JR信越本線「長岡駅」前より小国車庫行きのバスに乗車、「新町下口」下車徒歩で5分 ●関越自動車道「小千谷IC」より車で15分 ●無料シャトルバスもあります |
駐車場 | 普通車:有り |
料金 | 無料 |