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柏崎の史跡 飯塚邸と秋幸苑

Date2013.04.29  Category 柏崎のこと

飯塚邸・秋幸苑柏崎新道の飯塚邸は、豪農飯塚家の邸宅でした。
飯塚家はこの地域の大地主として地域経営に貢献し、経済界及び政界において活躍した家柄です。
終戦後、昭和天皇は全国を御巡幸になり、昭和22年10月に飯塚家は天皇の行在所となりました。

その後、庭園は「秋幸苑」の名を天皇家より賜り、昭和48年には「秋幸苑と行在所」が柏崎市の史跡として文化財指定を受けました。
平成13年に、第14代当主飯塚知義氏により市へ寄贈され、平成15年より一般公開されています。

主屋の西側に広がる庭園は、築造当初から殆ど姿を変えず、変化の多い池庭を中心とした池泉回遊式になっています。
園内は、様々な大径木により地面が湿潤に保たれており、苔類が育まれています。
また、石灯籠や景石、多種の植物により、四季折々の情景を楽しむことができます。さらに秋は色鮮やかな紅葉を楽しむことができます。

入り口から左右に上手蔵と下手蔵と呼ばれる二棟の蔵があり、もともと味噌蔵や食材等の収納に使われていたところですが、現在ではかつて飯塚邸で使われていた器など代々伝わる名器が展示されています。

 

史跡 飯塚邸
開館時間:午前9時から午後5時まで
開館期間:4月1日から11月30日まで
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は、翌日を休館)
所在地:柏崎市新道5212-4
TEL&FAX:0257-20-7120


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