新潟の海!魚も米も水が決め手
雪、山、川があるからこそ新潟の日本海は極上の海に!
新潟の海は、本当に魚の種類が豊富。新潟沖は魚の宝庫。一年を通して種類豊富な魚が水揚げされます。その理由の一つは、新潟の「水」にあるといわれています。
新潟の冬は雪深く、落葉樹の多い山々に降った大量の雪は、春になると雪解け水は地面から湧き出して、山からの栄養分を海へと運びます。信濃川や阿賀野川など大小いくつもの河川から流れる水がプランクトンを育て、それを餌とする魚が集まり、食物連鎖が豊かな新潟の海を創り出します。
また、佐渡沖は、暖流と寒流がぶつかりあうため、寒流と暖流の双方の魚が集まり、川が運んだ土によって沿岸部は砂泥の海底がカレイや南蛮海老の住処となり、沖の深海部分には水温0度前後の水域が広がりノドグロなど身がしまり脂ののった魚が生育することになります。
豊かな水が魚を旨くする
冬は魚の種類も多く、佐渡沖で捕れる寒ブリは脂が乗り、とろけるような美味しさ。紅に輝く南蛮海老は濃厚な甘みを増し、 ノドグロは「白身のトロ」と呼ばれる美味さが際立ちます。
新潟でなければ味わえないヤナギガレイやマダラ、アンコウも楽しみの一つ。米と同じく、豊かな水が魚を育てます。陸から川、海へとつながる多様な環境が、一年を通じて種類豊富な魚を育て、それぞれの魚がおいしくなるのでしょう。
新鮮なズワイガニの繊細な美味さを!
鮮度が決め手!
ザ・ホテルシーポートの厨房に入荷する魚介類は、地元の魚市場から目利きの調理人が直接仕入れを行い、専用のトラックで鮮度を保ったまま運ばれます。
さらに、地元の水揚げが少ないときは、全国各地の情報をもとに独自の仕入れルートを駆使して鮮度の良い食材を仕入れる努力を続けています。