7/6~ 村上大祭
絢爛な屋台山車が町中を練り歩く祭礼
県指定無形民俗文化財に指定され、新潟三大祭にも数えられる「村上大祭」は、村上特産の村上木彫堆朱・堆黒の枠を集めた“オシャギリ”と呼ばれる19台の屋台と荒馬(木馬)14騎が各町内をねり歩く羽黒神社の祭礼です。オシャギリの中には、200年以上前から現存しているものもあり、まさに絢爛たる美しさです。また約300台もの露店が並び、多くの観光客も訪れ、町中は祭りの熱気に包まれます。
村上大祭のはじまり
村上大祭は、寛永10年(1633年)6月7日、時の村上藩主が西奈彌羽黒神社を城から見下ろすのは畏れ多いとし、臥牛山の中腹から現在の場所へ遷座されたことを記念して行われています。その際、羽黒神社の遷宮をお祝いして、町の人々が大八車に太鼓を積んで町を練り回したのが、村上大祭の始まりと伝えられています。江戸時代には旧暦の6月6日・7日に行われていましたが、明治以降は新暦の7月6日・7日となり、現在に続いています。行列の中の荒馬14騎は、戦国時代の村上城主「本庄繁長」が、庄内での戦いで勝利をおさめ凱旋したときの様子を模したもので、このとき羽黒三社権現の分霊を勧請し、はじめ庄内町に神社を建立したことに由来しています。
観光時期/催事日 | 2015年7月6日(日)~7月7日(月) |
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会場 | 祭礼:西奈彌羽黒神社(村上市羽黒町6−16) 巡行:村上市内 |
お問い合わせ先 | 村上市観光協会 電話番号:0254-53-2258 ファクス番号:0254-52-6168 |
駐車場 | 普通車:あり |