その年の豊凶を占う神事

「粥占い」の一種で、小正月に行なわれ「管粥祭」・「筒粥神事」「粥占神事」とも呼ばれています。

長野県諏訪神社（下社）が有名で、他にも出雲大社、千葉県安房神社などでも行なわれており、県内では弥彦神社・分水町乙子神社・柏崎地方で行なわれ、能生ではかつて新戸の日吉神社で行なわれていました。

白山神社での始まりの明らかな記録はありませんが、江戸初期にはすでにこの神事が行われていたとされています。「献灯祭」では、厄年祈願・無病息災祈願・商売繁盛を願い、大小十本の蝋燭が奉納され火が灯され、「お筒粥の神事」は、石臼でひいた米と葦を一緒に煮て粥を作り、葦に詰まった粥の具合でその年の作況を占います。

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