歴史と花の回廊・春の上越

歴史とロマンの地で幽玄の花に想いを馳せる。

上越地方は、古代から戦国時代まで越後の政治の中心でした。古くから交通の要衝として神社仏閣も多く、由緒ある建物が点在しています。この地ならではの歴史を紐解きながら花々を愛でるのが、歴史と花の回廊を旅する楽しみ。

まだ雪を抱いた妙高山を背景に咲く水芭蕉、春日山の城跡に咲き誇るカタクリ、そして高田城跡を包む桜の花の雅さなど、出会いの風景はさまざま。 歴史を語る史跡を巡り、育まれてきた文化や芸術に触れながらゆっくりと花を楽しむ春ならではの旅になります。

高田公園の桜

高田公園は、徳川家康の6男、松平忠輝が築城した高田城の城跡公園。高田城は1614年7月完成しましたが、2年後に松平忠輝は父家康から勘当され、所領を没収されて伊勢朝熊へ流刑となります。

そのあと、高崎城主境家次が1年半在城しますが、松代の松平忠昌が高田藩主となり6年間藩政を司ります。この時期に高田の賑わいが築かれることとなりました。

時代は下り、明治42年、旧日本陸軍第13師団の入場を祝い、2,200本の桜を植樹したことが観桜会の始まりとなりました。現在は約4,000本の桜(ソメイヨシノ)が咲き誇り、日本三大夜桜のひとつとして、毎年たくさんの人で賑わいます。

毎年4月中旬ころに桜は見ごろとなり、約3千個のボンボリに映し出される夜桜は美しく、毎年開催される「高田城百万人観桜会」は新潟の春の象徴となっています。幻想的な姿で見るものすべてを魅了する春爛漫の夜桜を満喫できます。

<高田城跡公園まで、当ホテルから北陸自動車道米山IC経由・車で約40分>

斐太歴史の里

弥生時代後期の高地性環濠集落跡、170基の古墳群、戦国時代の山城「鮫ケ尾城」を包み込む斐太(ひだ)歴史の里は、雪が消えると麓から順にカタクリが開花し、集落跡や古墳を埋め尽くします。

斐太遺跡を通って登ること30分。鮫ケ尾城までは道路が整備され、格好のハイキングコースとなっています。この城は標高183メートルの堅固な山城で県の史跡に指定されています。

本丸跡に「鮫ケ尾城」と刻まれた石碑と休憩所が立っています。山頂を中心に、大きな郭、空堀が構築されています。本丸南下の井戸は直径3メートル。戦国時代、春日山城の支城のひとつとして、信越国境警備の拠点だったところです。

上杉謙信死後に跡目争いの御館の乱が起こりましたが、上杉景勝に敗れた景虎は兄の北条氏を頼り小田原城へ逃げる途中、この鮫ケ尾城に立ち寄ります。ところが城主堀江宗親の謀反に遭い、1579年3月24日、ここで自刃しました。城下の勝福寺には「上杉三郎景虎供養塔」「上杉景虎石像」があります。

メニュー

宿泊予約・空室状況

宿泊予約・空室状況の確認はPC版サイトでご覧下さい。

空室状況・宿泊予約

特別室・4ヶ月以上先のご予約は、専用フォームからお申込み下さい。

ご予約専用フォーム

ザ・ホテルシーポート
949-3661 新潟県柏崎市青海川133-1
フリーダイヤル:0120-236-294
FAX:0257-24-2565
Copyright (C) 2009 THE HOTEL SEAPORT. All Rights Reserved.

PC版へ